END POLIO NOWニュースレター

2,000年におよぶワクチンの歴史におけるロータリーの役割
紀元前430年から今日まで、予防接種に関する人びとの理解が増すことで、世界に変化がもたらされてきました。ワクチンは今日、ジフテリア、コレラ、結核、麻疹、ポリオやそのほかの疾病から命を守ります。天然痘は、1980年に根絶が宣言されました。1985年、天然痘に続いてポリオを根絶することを目指し、ロータリー会員がポリオプラス・プログラムを開始しました。目的は、戦略的な世界的予防接種活動を通じてポリオの伝搬を食い止めることです。ロータリーと世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)パートナーによるコミットメントの成果で、1988年以来、世界における野生型ポリオウイルスの発生は99.9%減少しました。現在、発生が報告されているのはアフガニスタンとパキスタンの2カ国のみとなっています。今年度、ロータリークラブや地区は、ポリオとの闘いで培った経験を生かし、新型コロナの予防接種でボランティアを動員するといった活動を行っているほか、ポリオ根絶活動にも引き続き力を注いでいます。ポリオワクチンも含め、予防接種の歴史についてこちらをご覧ください。